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乾式流水検知装置

項目 乾式流水検知装置 / かんしきりゅうすいけんちそうち
意味 湿式流水検知装置(パドル型を除く)と同様に逆止弁構造を有しているが,弁の一次側に加圧水,二次側に加圧空気を充満して使用するものであるため,特に寒冷地等の凍結のおそれのある地域に設置される乾式スプリンクラー設備に使用されるものである。乾式流水検知装置には,一般にメカニカルタイプ(掛金式)およびディファレンシャルタイプ(差圧式)がある。いずれも二次側に加圧空気が充満されているが,メカニカルタイプのものは,二次側に充満されている空気圧力の減圧降下率を感知し,弁部(クラッパー)をロックしているラッチ機構を外し,弁を開放するものである。また,ディファレンシャルタイプのものは,一次側と二次側の圧力比が限界作動圧力比を超えたときに弁部(クラッパー)を固定していたラッチ機構が外れ,弁を開放するものである。いずれの乾式流水検知装置の構成部品もさほど変わりはなく,主に流水検知装置本体,警報発信部(圧力スイッチ),排水・テスト弁(親子弁),急速開放装置(アクセラレーター)および一次側/二次側圧力計から構成されている。
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