意味 |
土留め支保工で、水平に入れた背板を支える縦材相互、または矢板を支える水平材相互の間に入れる突張り材をいう。開削工法において、相対する土留めに取り付けた腹起しの間に水平方向に挿入して、土留めを掘削内面から支える支保材をいう。また、隅角部の腹起し間や切ばりと腹起し間に斜めに取り付ける方杖の部材である火打ちも、切ばりの一種である。切ばりは継手のないものを用いるのが望ましいが,掘削幅員が大きい等の理由で継手を用いる場合は、切ばり継手の位置を中間杭付近に設け、溝形鋼や山形鋼と切ばりとをボルトやUボルトで緊結しなければならない。また、切ばりの長さが長くなると座屈防止のため垂直(垂直継材)、ならびに水平(水平継材)の継材を用いて切ばり固定間距離を小さくする必要がある。 |