可視化による安心とアフターフォロー
デオファクター カーサは無色無臭透明のため、施工中・後ともに目視では確認できないものになります。
ニオイであれば人間の鼻(官能)によりある程度の判断も可能ですが、目では見えないものへの「不安」を「安心」に変えていくのがデオファクター カーサの施工システムです。
不安要素を数値として可視化することで施工後のアフターフォローをより具体的に進めていきます。
その可視化の検証方法として、キッコーマンバイオケミファ社製のルミテスターSmartを使用します。
(ルミテスターは厚生労働省のHACCP運用マニュアルに ATP 検査として記載されています。)
ルミテスター
キッコーマン社の定める管理基準値調理場の場合
(管理基準値は現場によって異なります)
手指:2000 RLU
まな板・冷蔵庫内など:500 RLU
調理台・包丁など:200 RLU
(ルミテスターは厚生労働省のHACCP運用マニュアルにATP 検査として記載されています。)
ATP+AMP+ADP測定(A3法)
ルミテスターで計測した数値が「汚れ具合の可視化」となり、一般的に汚れが強いと数値が高く出ます。
【数値が高い】=【汚れている】=【臭いの元となる雑菌なども多く含まれている】という判断です。
この検証方法をATP+AMP+ADP測定(A3法)といいます。
ATPふき取り検査(A3法)とは、生き物を含む多くの有機物に含まれるATP(アデノシン三リン酸)を汚れの指標とした検査方法です。
ATPとは地球上のすべての生物のエネルギー源として存在する化学物質です。
「ATPが存在する」という事は「そこに生物(あるいは生物の生産物)が存在する」証拠となります。
逆に、検査対象に生物系の細菌や汚れがあれば、「そこには必ずATPが存在する」となります。
管理したい場所の洗浄や清掃がきちんとできたかを、その場で、約10秒で測定でき、その結果を数値で得ることができます。
キッコーマンバイオケミファのATPふき取り検査(A3法)は、ATPだけでなくADP(アデノシン二リン酸), AMP(アデノシン一リン酸)も含め検査できるため、幅広い汚れを高感度に検査することができます。
この検査方法は、様々な企業、地方自治体、保健所、病院などで採用されております。
さらには、食品衛生検査指針(微生物編 第2版、2018年)、スーパーマーケットにおけるHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のための手引書(一般社団法人全国スーパーマーケット協会)、病院清掃管理のインスペクション(全国ビルメンテナンス協会)などに収載されています。